アステカデータ 神話) この地方の神話はヨーロッパの神話にも、日本の神話にも劣らない面白い物語がありま す。 トルテカ時代からの神であり夜と戦士の神テスカトリポカはは人身御供を求める神とさ れていた。このテスカトリポカと対立するのがケツァルコワトルであった。「羽毛のあ る蛇」という名の神であり、人身御供を禁止し、農業の指導をする平和の神であった。 しかし、戦いの末、テスカポリポカの勝利に終わった。敗れたケツァルコワトルは東の 方へ蛇の筏に乗って去っていったという話が残っている。この闘争神話は歴史上の事実 を反映しているとも言われ興味深い。 このトルテカの神話はアステカでも伝承されていた。しかし、アステカの神話になると ケツァルコワトルは創造神メテクトリとオメシワトルの子供であり、4人のテスカトリ ポカなかの一人の白いテスカトリポカとして扱われることもあり、時代の変遷による神 話の変化が見られる。これは記録者によっても異なるようだ。テスカトリポカ自信は黒 いテスカトリポカとなっている。 アステカの神話の中で創造神の4人の子供の内の青いテスカトリポカは、太陽神であり アステカの部族神であるウィツィラポチトリと同一視されていた。この部族神の導きに よってアステカはテスココ湖の辺のティノチチトランに都市を築いた。青いテスカトリ ポカは雨の神トラロックとの記録もあり、混乱している。