アステカデータ 付録1 ケツァルコワトルの恐怖 神話の中でもトルテカでケツァルコワトルが支配していた時代は全てが平和であったと 懐古されている。このケツァルコワトルが敗れ、東の方へ蛇の筏に乗って去っていった とも、火の中に飛び込んで金星になったとも言われている。この金星の由来の説話はア ステカでは珍しい星の話である。しかし、この星の神話はアステカ人がケツァルコワト ルが東の方へ去る時に必ず帰るといったという伝説を恐れて作ったとも言われている。 それほど東の方へ去ったという記憶は長く残ることになるわけであり、アステカの皇帝 モンテスマ2世がスペイン人コルテスをケツァルコワトルの再来だと勘違いしたのはあ まりに有名である。