アステカデータ コルテス出発)  グリハルバの探検によって、未知なる豊かな文明の存在を知った人々は、次  の探検を望んだ。一旗を挙げようとスペインから渡って来て、実際に多くの  富と人々の信頼を得ていたコルテスは私財をも投じて、探検の準備を始めた。  総督ベラスケスはコルテスに行かせるつもりは無く、別の親類縁者に探検を  指揮して名誉と富を得て欲しかった。しかし、コルテスはその意向を上手く  すり抜けてキューバのサンチアゴを出発した。途中トリニダ、ハバナに寄港  して、遂にコスメル島に到着した。ここで土着していたスペイン人アギラー  ルと出会う。彼はパナマを拠点にしていたスペイン人で、漂着してこの土地  に住み着いていた。彼はマヤの言葉の通訳にすることが出来たのは大きかっ  た。  そして遂にタバスコに到着した。コルテスの予想に反し武装した人々が待っ  ていた。それに対してコルテスは鉄器や鉄砲に加え馬を使った戦いを仕掛け  た。初めて馬に見たタバスコの民は人と馬が一つの化け物に見えたらしく、  逃げてしまった。そして、タバスコは戦いを止め、コルテスは贈り物を受け  取ることになる。その中にあのマリンチェも含まれていた。    (つづく)