Inca Data  インカ帝国以前の文明)  この地方の文明はかなり古くからありました。いわゆるプレインカと言われ  るものです。以下に列記しますがこれだけではありません。   チャピン)    紀元前にペルーに栄えた文明。(別途記事がありますので、参照してくだ   さい。)     パラカス)    紀元前にペルーの南部沿岸に栄えた文明。特徴の有る織物が見つかってい   る。死者をミイラにして、ミイラに装飾品をつけることをしていた。この   文明の人々は死者崇拝をしていたと思われる。     モチェ)    紀元3世紀から栄えたペルー北沿岸の王国。軍事国家だったと言われる。   写実的な土器や、アドベ(日乾煉瓦)で作った巨大な神殿を作ったりして   いる。これは一見丘のように見える程の巨大な建造物である。   考古学者のワルテル・アルバはシパンで、この時代の墓から豪華な黄金の   装飾品を多数発掘した。この墓の主を「セニョール・デ・シパン」と呼ん   でいて、金メッキなど高度な工芸品を含む発掘品はペルーの国宝になって   いる。このシパンはその後のシカン文化へ継承されていると思われている。   この文明はその後台頭してくるワリによて滅ぼされたらしい。      ナスカ)    モチェと同時期に栄えたペルー南沿岸の王国。地上絵が有名。この地上絵   の研究で有名なマリア・ライヒは丹念に調査をして、これらを資料として   記録している。ハチドリ、トカゲ、サル、クモなどに見えるものがあるが   よく解らないものもある。星との関連を唱えるひともいる。地上絵の他に、   鮮やかな彩色陶器が作られていたようです。    地上絵から遠くない所にある「カワチ遺跡」は地上絵との関連が推察され   ているが、この遺跡の調査はあまり進んでいない。神殿は土を掛けられて   隠された状態になっていたり、盗掘されていたりしている。神殿から地上   絵の一部が垣間見えること、地上絵の分布と直線で結んだ地点にカワチが   あることなどは興味深い。    ティワナコ)    ビリビアのチチカカ湖南岸で栄えた。巨石文化の国家だったようである。    年代は紀元6世紀から10世紀とする場合もあるが、研究者によっては紀   元前である場合もある。   標高約4000メートルにあるチチカカ湖の辺に位置していたようである。   古いものでは石器時代のものから、インカへと続くと思われるものまで、   様々な遺跡があり、巨石建造物などは、考えられないようなものが多い。   「太陽の門」という有名な建造物は一枚岩から作られたようです。    ワリ)    紀元7世紀からアンデスの高山地方に栄えた。