Inca Data クントゥル・ワシ) クントゥル・ワシとはケチュア語で「コンドルの家」という意味です。現在の ペルーの北部高地にあるカハマルカ県・サンパブロ郡・ラコンガ村に位置して いる遺跡である。紀元前1100年から100年にわたって様々な時期の建築 が重なっているようです。 クントゥル・ワシ遺跡は調査の結果、4つの時期に分けることができるようで す。後の時代の遺跡が上に重なったりしているようです。   イドロ期(紀元前1100〜700年)   クントゥル・ワシ期(紀元前700〜450年)   コパ期(紀元前450〜250年)   ソテーラ期(紀元前250〜50年) 特に人面を14面刻んだ金細工の冠、ジャガーを象った金細工などが発見され ており、優れた加工技術を持っていたことがわかっている。これらは近年の発 見であり、今後の調査結果も期待したい遺跡です。 ほぼ同時期のチャピン・デ・ワンタルとの類似性も指摘されたり、海岸地方の クピスニケ文化などとの交流も示唆されているようです。アンデスの形成期と 呼ばれる時代の交流を探る上で重要な遺跡の一つであると言われます。 *遺跡のある山の麓には博物館もあり、日本の発掘チームが参加していること  もあり、展示品には日本語の解説もあります。 *角川書店から「文明の想像力」という名で、日本の学術調査段階の足跡をま  とめて出版されています。