カラル遺跡) 4月27日付の毎日新聞によると、ペルー中部にアメリカ大陸で最古の都市 文明と判明したらしい。それがカラルと呼ばれる遺跡である。 この遺跡は6個のピラミッドや住居址、広場などから構成されるらしい。こ の遺跡は1905年に発見されていたのだが、綿密な調査はあまり行われて 来なかったらしく、近年の調査によって様々な成果が見られるようになった。 ピラミッドの内部を葦で編んだ袋に石を詰めて補強しており、その葦を放射 性炭素による年代測定にかけると約4600年前(紀元前2600年頃)の ものであることがわかったっというのである。 また調査によって年代の他に遺跡や遺跡を作った文明についての詳細がわか ってきている。灌漑を施された農園で農業が営まれ、離れた海岸で捕れる魚 を食べていたことや、遺跡に住んでいた住人が数千人であるなどである。こ れらの調査結果は学者の分析によるものも含まれており、まだまだ少ない情 報から分析されていることから正確でない点もあるかもしれない。今後の調 査、研究によってこの遺跡を作った文明の実態が解明されていくだろう。そ の時にこの遺跡がどういうものであるかがはっきりしていくだろう。 詳しくは米科学雑誌「サイエンス」(http://www.sciencemag.org/)の4月発 行のもので確認してください。