Inca Data 垂直統御) インカ等のアンデス地方では農業について、長年の知識や伝承等によって規則 性があるようです。それは標高によって栽培する植物や飼育する動物を変える というものです。低地から高地にわたって広範囲を農耕に使っているために気 温やその他の環境に応じて農作物を変えるというのは、平地での農業からする と制約が大きいものの、逆にその制約を上手く活用して様々なものを手に入れ るように工夫されていると考えることもできます。  チャラ   500mまで   トウモロコシ、果実、サトウキビ、コメ等  ユンガ  2300mまで   ほとんどチャラと同じ種類を栽培する。ただし果実の割合が多くなる。  キチュア 3500mまで   トウモロコシ、ジャガイモが主になる。他の作物は育ちにくい。  スニ   4000mまで   ジャガイモ、オユコ、オコ、マシュワなどしか育てられない  プーナ  4800mまで   家畜であるリャマ、またはアルパカを育てる場所  ハンカ  それ以上   神の領域   これをバーティカルコントロールというそうです。訳すれば垂直制御、垂直統 制というのだと思います。 (KOTONO)