マヤデータ オルメカ文明) 現在のメキシコのベラクルス州南部からそこに隣接するタバスコ州の海岸に面する平野 で発達した文明である。ラ・ベンタが中心的存在であったとされている。オルメカの遺 跡には統一のとれた芸術様式が見られる。ジャガーの彫り物が見られ、ジャガーが古い 時代からの神格であるとわかる。このような様式の遺跡や遺物は広く分布しているので オルメカ文明とは別に、様式のことをオルメカ様式と呼んでいる。このオルメカ様式の 起源はオルメカ文明かどうかは分かっていない。 オルメカ(Olmeca)という言葉はナワ語(アステカで使われていた言葉)で「ゴムの地 の人」という意味で、メキシコ湾岸南部に住んでいた人達とアステカの人達がそう呼ん でいたのであるが、この元々オルメカと呼ばれていた人達とオルメカ文明とは関係が無 いことがわかっている。単にオルメカの人達が作った文明だと思われていたという名残 というわけである。現在でも慣用的にオルメカ文明と呼ぶが、現在でもオルメカ文明の 担い手がどんな人達だったのかということはわかっていない。このオルメカ文明の担い 手は忽然と痕跡が無くなってしまうからです。 ラベンタやサンロレンソの遺跡が見つかっているオルメカヘッドと呼ばれる頭部のみの 石像が有名なのですが、この石像の雰囲気が黒人的であるからアフリカを起源とするの ではないかと主張する人もいる。ただし、あの石像は新大陸の人々を連想させるもので あると主張する人もいるのでこれも判然としない。 この文明の遺跡では西暦32年を示す比較的古い暦が刻まれているのが発見されたこと から、マヤなどにに受け継がれる高度な暦、文字などはこの文明で生まれたという説が ある。しかし、オルメカ文明で発祥したのかどうかは判然としない。 多くこことは今後の調査、研究を待つ必要がありそうです。