マヤデータ 建物の様式) 建築様式は列記すると下記のようになります。各様式の代表的な遺跡を併記 します。それぞれの様式は地域と密接に関係があり、また成立時期が異なる ものもある。時期的な差がある場合には他の様式の伝播が影響していると言 えると思います。  ペテン様式    ティカル、ワシャクトゥン、ヤシュチラン  プウク様式    ウシュマル、カバー、サイール、ラブナー、           チチン・イツァー  チェネス様式   チュネス   リオ・ベック様式 シプイル  南西地域様式   パレンケ  南東地域様式   コパン、キリグワー これについてそれぞれを個別に説明します。これらの分類は時代によるトル テカの文化の流入などもあり、わかりにくいところもあるようです。チチン ・イツァーなどはいい例かも知れません。 ペテン様式  これはユカタンの半島の中部地域にあるペテンに見られる建造物の様式を  差しています。ティカルなどの遺跡に見られる様式で、あまり装飾などが  無いのが特徴です。ティカルの偉大な神殿はこの様式ですが、長い間に改  築などが行われた事もあったようです。 プウク様式  ユカタン半島にあるプウク丘陵で建設された建造物に見られる様式です。  これらの特色は土砂などで作り石灰岩で上張りしているところです。また  建造物の正面にはモザイク状の模様で飾られていて、大変美しい建物にな  っています。古典期後期の後半から末期に成立したと推定されている。 チェネス様式  リオ・ベックとプウク丘陵の間にあるのがチュネスの遺跡であり、この両  様式の中間の様式であると見ることができます。リオ・ベックと同様にプ  ウク様式と古いペテン様式の中間の様式とも考えられます。 リオ・ベック様式  リオ・ベックで見られる様式とは派手な装飾に偏ったものです。ティカル  の偉大な神殿を装飾だけで真似るような建物を作ったようです。  南西地域様式  いわゆるペテンやプウクに入らない様式でパレンケなどに見られるもので  す。パレンケはマヤで最も美しいと言う人もいる。 南東地域様式  いわゆるペテンやプウクに入らない様式でコパン、キリグワーなどに見ら  れるものです。コパンこそマヤで最も美しいと言う人もいる。(いったい  どちらが美しいかは人それぞれということでしょうか)