パカル王の墓) 現在パレンケという村の近くにある遺跡には、様々な建造物が立っている。こ の中で特に有名なのが、その内部から多くの文字が発見されたことからそう呼 ばれるようになった「碑銘の神殿」です。 この神殿の中をメキシコの学者アルベルト・ルース・ルイリエールが発掘調査 を行い、パカル王の墓が発見された(1952年)このことでマヤの神殿は墓 の機能を有していないという仮説が覆された。 発見された石棺の蓋には精巧なレリーフが刻まれていた。そのレリーフには王 が宇宙船に乗ったように見えるが、聖なる樹の上に横たわっている姿を表して いるともいわれ、解釈は様々である。 また、石棺の中には人骨と一緒にヒスイのモザイクが施された仮面が発見され ている。顔全体が緑色のヒスイ、白目には貝殻、黒目には黒曜石が使われたも ののようである。 発見された人骨とともに豪華な装飾品が発見されていることから、その当時に パレンケを発展させたパカル王だろうと推察できるが、それには確証が無いら しく定説になるまでには至っていないらしい。 現在、この仮面はメキシコ国立人類学博物館に収蔵されている。                               (KOTONO)